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生理前に食欲が増す原因と対処法。「生理前・生理中でも太らない、むしろ痩せる」ダイエット知識。
生理前・生理中はどうしても食欲が増したり、甘い物を食べたくなりますよね。
でもそれで太りたくはないし、どうしたらいいのか? 生理前・生理中に太らないようにするための方法を徹底解説していきます。
こんにちは!
熊本でダイエット・ボディメイク指導を行なっているパーソナルジムpas à pas パザパ代表の平野です。
女性の多くが悩みを持つ生理前の食欲増加。
その中でも、ダイエット中の女性にとってはこの生理前・生理中の時期は憂鬱でしかないですよね。
「生理前は絶対体重が増える」 「生理前はどうしても甘いものが食べたくなる」 「生理前はどうしても暴食してしまう」
「太りたくないのに食べてしまう!」
今日はこのお悩みを解決するために、「生理前・生理中でも太らない、むしろ痩せる方法」をお伝えしていきます。
まず始めに、「生理前・生理中はなぜ体重が増えるのか」「なぜ甘い物欲・食欲が増すのか」についてお伝えしていきます。
その上で、「生理前・生理中でも太らない、むしろ痩せる方法」についてお伝えしていきます。
今日の内容を理解することで、生理前・生理中の食欲や体重増加の悩みから解放され、生理期間に関係なく痩せることができ、健康的なダイエット生活を送ることができるようになります。
ぜひ最後まで読んでいって下さい。
生理前・生理中はなぜ体重が増えるのか
まず生理前・生理中になぜ体重が増えるかというと、
①妊娠に備え、水分・塩分・脂肪を蓄えようとするため。要は浮腫みです。(ホルモンの影響)
②食欲が増し、いつもより多く食べることによって水分量・便の量が増えるため。脂肪が増えるわけではりません(ホルモンの影響)
この2つです。
ここでまず知ってもらいたいのが、
「増えた体重は水分・食べた物の質量・便であり、脂肪ではない」ということ。
そして、「ホルモンの影響であり、自分の意思ではコントロールできない」ということ。
そのため、「体重が増えたことにショックを受けたり、気持ちを左右されないように!」ということです。
次の項目でお伝えしますが、生理前・生理中の食欲増加もホルモンの影響であり、正常な身体の反応です。生理が終われば元の体重に戻りますし、体重に左右されず生理前・生理中の期間を正しく過ごせば、生理後は元の体重より落とすことができます。
しかし、生理前・生理中に体重が増えないようにと食事量をいつもより減らしたり、水分摂取を減らしたりするとストレスにより余計に食欲が増し、食べ過ぎることによって今度は本当に脂肪が増えてしまいます。
では生理前・生理中はどのように過ごしていけばいいのか?
そこをしっかり理解するためにはまず、「なぜ甘い物欲・食欲が増すのか?」
ここを知る必要があります。
【関連記事】
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なぜ甘い物欲・食欲が増すのか
その理由として、
①生理前は体温が上昇し、消費エネルギーが増えるためエネルギーを多く摂取しようとし食欲が増す。
②生理前は血糖値の急上昇・急降下が起こるため空腹を感じやすい。
主にこの2つが原因とされています。
①に関して、そもそも消費エネルギーが増えてるから、いつもより多く食べても太らないということです。
だいたい300kcal〜400kcal増えるとされています。
つまり、生理前に食欲が増しても気にせず食べて大丈夫だし、食べる量が一時的に増えて体内の水分量や便の量が増えて体重としても増えるけど脂肪が増えたわけじゃないから、生理が終われば元に戻りますよ。ということです。
逆にここで無理に我慢すると、体がエネルギー不足を感じ、脂肪をなるべく燃焼させないようにしようとするので、痩せにくくなります。
②に関してはホルモンの影響が大きく関係してきます。
生理前2週間の黄体期ではプロゲステロンというホルモンが分泌されますが、そのプロゲステロンが上がった血糖値を正常値に戻すのを邪魔してしまいます。
通常、食事をした際に血糖値は適度なところまで上がり、その後正常値まで下がるのですが、生理前2週間は血糖値を下げにくいため、どんどん上がっていきます。
その時、これではまずいと体が判断し、血糖値を下げるホルモン(インスリン)を多く分泌させます。
人は血糖値が下がると、次はエネルギー不足だと体が判断し空腹を強く感じるようになっています。 これがさっきご飯を食べたのに、またすぐお腹が空く原因です。
その際、血糖値を上げるのに最も手っ取り早いのが糖質なので、甘い物を体欲します。
これが生理前・生理中に食欲が増し、甘いもの欲がます原因となっています。
甘い物を食べるた次はまた血糖値がどんどん上がり、その次は血糖値が急降下し空腹を感じるというサイクルになってしまいます。
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生理前・生理中でも太らない、むしろ痩せる方法
ではどうしたらいいのか?
ここまでのことをまとめると、ポイントは「増えた消費エネルギー分を補給しながら、血糖値の急上昇・急降下を防ぐ」 とうことになります。
これを日常生活で取り入れるのなら、「間食でタンパク質を摂る」これだけで解決させることができます。
間食で食べやすいのは、ゆで卵・サラダチキンなどがおすすめです。
タンパク質はエネルギー補給にも優れていますし、食べ応えもあるので満足度の高い食べ物です。
また、タンパク質は脂肪を分解して糖を作り出すホルモン(グルカゴン)を分泌させるので、血糖値が急降下している途中に食べることで血糖値を安定させてくれます。
もちろん、その時に作られた糖はエネルギーとして消費されますので太ることはありません。
とはいっても食べ過ぎれば太るので、朝と昼の間・昼と夜の間の2回分で300〜400kcalを補給するぐらいの量を食べるようにしましょう。
ゆで卵は1個90kcal程度なので、2回の間食で合計4個食べるぐらいがベストです。
卵は1日何個食べて良いか論争が今も尚ありますし、諸説あるのであまり気にせず食べましょう! 死にやしません。 (脂質代謝異常の方はお医者さんにご相談した上でお願いします。)
これらを行えば生理前・生理中に脂肪で太ることはありません。
また、普段から正しいダイエットを行なっていれば、生理後は元の体重より痩せているということも普通にあります。
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まとめ
①生理前・生理中の体重増加は脂肪が増えたわけではないので、とにかく気にしない!
②生理前・生理中は間食でタンパク質を摂る。
この2つがとっても重要になります。
他にも、鉄分を意識して摂ることで生理による貧血を防ぎ、食欲安定・イライラ改善などにもつながります。
運動も効果的で、有酸素運動より筋トレ系のトレーニングの方が食欲を抑えてくれますので、ぜひ行なってみてください。
生理前に体調が悪くなる方の場合は、無理せず睡眠時間を多めに摂ることが何よりも大事になってきます。
ここで書ききれなかったことも多くあるので、何かわからないことがあればお気軽にお問い合わせください。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
熊本のパーソナルジムpas à pasパザパ代表の平野でした。