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お酒の分解にもミトコンドリアが関与!〜ミトコンドリアシリーズ〜
こんにちは!
熊本市中央区でダイエットを専門で行っています、パーソナルジム pas à pas パザパ代表の平野です。
ダイエットの敵アルコールを分解する、ミトコンドリア
昨日に引き続き今日もミトコンドリアについてお伝えしていきたいと思います。
皆さんお酒は好きですか?
今はコロナ騒動で、熊本では緊急事態宣言が解除されたとは言え、まだまだ飲み会をするには躊躇するかと思おいます。
でもこれから徐々に増えてくると思いますし、自宅時間が増えてこれまでより逆にお酒の量が増えたという方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
また、ダイエット中であってもやっぱりお酒は飲みたいという方もいらっしゃると思います。
ダイエット中であったり健康面を考えて、お酒を飲む際は糖質が少ないお酒を選ぶようにしている方も多いと思いますが、糖質の有無に関わらずアルコールを分解するのにミトコンドリアが関わっていて、ミトコンドリアの機能を正常にしておかないとダイエット面・健康面においてアルコールが悪影響を及ぼしてしまいますので、今日の内容を頭の片隅にでも置いておいて頂けると嬉しいです。
アルコールの分解といえば肝臓ですが、その肝臓にもミトコンドリアがあり、その肝臓内のミトコンドリアがアルコールを分解しているのです。
まず、アルコールが肝臓に運ばれるとアルコール脱水水素酵素(ADH)という酵素の働きでアセトアルデヒドという物質に分解されます。
アセトアルデヒドは毒性が強く、二日酔いの原因と言われています。
また、お酒を飲んだあと顔が赤くなったり、頭が痛くなったり、気分が悪くなったりするのは体内にアセトアルデヒドが蓄積するためです。
そして、アセトアルデヒドは肝細胞のミトコンドリアの中にあるアルデヒド脱水酵素2型(ALDH2)によって無害な酢酸に変わり、さらに水と二酸化炭素に分解されます。
このように最終的にアルコールはミトコンドリアの中で分解されます。
しかし、機能お伝えしたようにミトコンドリアは活性酸素によって機能が低下するため、ミトコンドリアの機能が低下している状態でお酒を飲むと、アルコールの分解が遅くなり、二日酔いが長引いたり、毒素が体に長時間滞在することで活性酸素が増え、さらにミトコンドリアを攻撃し機能低下を引き起こしてしまいます。
ミトコンドリアは脂肪をエネルギーに変えてくれる器官なので、常に元気に保っておくことがダイエット面・健康面ともに重要になります。
ミトコンドリアとダイエットに関する記事は昨日書いてますので、ぜひそちらも併せて読んでみてください。
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ミトコンドリアはダイエット・アンチエイジングに大きく関わっていた?
ミトコンドリアを活性化させる方法はこちらに書いてます。
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補足として、アルコール脱水水素酵素(ADH)にはいくつかの種類があって、そのうちADH1Bという酵素には活性が高いものと低いものがあり、日本人の約4.9%はADH1Bの活性が低いみたいです。
低活性型の人は大酒家になりやすいそうで、お酒を飲んでも顔が赤くならなかったり、全く二日酔いにならなかったりするみたいです。
だだし、これはミトコンドリアに負担はかかりにくいものの、ミトコンドリアが正常に元気であるということでは無いので、お酒には強いからミトコンドリアが元気だと関連づけるのは危険なので、お酒以外の生活習慣も考慮していきましょう!
ダイエット中にお酒を飲む際はこちらの記事も参考にしてみてください。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
熊本のパーソナルジムpas à pas パザパ代表の平野でした。