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姿勢を変えれば痩せる!姿勢を整えてダイエット効果を最大限引き出す方法!
ダイエットと言えば筋トレ!筋肉量を増やして代謝アップ!と言われがちですが、実は姿勢を整える方が代謝アップすることを知っていますか?
猫背や反り腰などを改善して姿勢を整えれば、辛い筋トレや食事制限から卒業することができます!
こんにちは!
熊本のパーソナルトレーニングジムpas à pas パザパ 代表の平野です。
ダイエットといえば筋トレを行い筋肉量アップを図ることに目を奪われがちですが、実は「姿勢を変えることでも代謝がアップし、筋肉量を増やすよりも効率的である」という内容をお伝えしていきます。
姿勢を整えるということは痩せるだけでなくモデルさんのような美しいボディラインを手に入れられ、体重・体型のコントロールを自由にすることができます。
今日の内容はモデルさんが体づくりを行う上で非常に大切にしているところでもあり、美しい体型をキープし続けられる秘訣でもあります。
具体的な内容として、まず初めに「なぜ姿勢が悪いと痩せにくいのか」「どのような姿勢だと痩せにくいのか」という点についてお伝えします。
その上で、「痩せる姿勢とはどのような姿勢なのか」「どのようにして痩せる姿勢をつくるのか」ということについてお伝えしていきます。
今日の内容を読むことによって、ボディメイク・ダイエットを加速させる正しい姿勢がどのようなものかを理解できるだけでなく、今日からどのようなトレーニングやストレッチを行なっていけばいいのかということが分かります。
もし今、「筋肉を増やしてゴツくなりたくない」「厳しいトレーニング・食事制限はしたくない」、「綺麗に痩せたい」、「体重の減りが少ない」と思っているのであれば、ぜひ最後まで読んでいってください。
なぜ姿勢が悪いと痩せにくいのか。
ではまず、なぜ姿勢が悪いと痩せにくいのかというと、「代謝が上がらない」からです。
ダイエットにおいて『消費カロリー>摂取カロリー』とすることが基本なので、消費カロリーを増やすか摂取カロリーを減らすかしないといけないということになります。
もしくはその両方を行うという方法もあります。
姿勢はこの2つのうち、消費カロリーに影響を及ぼしてきます。
消費カロリーの種類には、
・基礎代謝(1日横になっていても消費するエネルギー)
・内臓代謝(食事を摂った際に、消化・吸収で消費されるエネルギー)
・活動代謝(仕事や日常生活で消費するエネルギー)
この3つがあります。
1日の消費エネルギーのうち「基礎代謝が60%」「内臓代謝が10%」「活動代謝が30%」という内訳になっています。
そしてここが重要なのですが、姿勢が悪いと全身の筋肉をうまく使えないため、仕事や日常生活で消費するエネルギー(活動代謝)が少なくなる。
さらに、内臓機能を低下させてしまう(内臓代謝の低下)。
ということに繋がってしまうのです。
つまり、活動代謝と内臓代謝の合計40%分が低下してしまうことになります。
基礎代謝は横になっていても消費するエネルギーなので姿勢は関係しません。
基礎代謝を上げる方法で筋肉量を増やすという方法がありますが、実は筋肉量を1kg増やしても1日で消費できるエネルギーは13kcalしか増えませんので、基礎代謝を増やすことはダイエットにそこまで重要とは言えないのです。
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筋肉を1kg増やしても、13kcalしか基礎代謝は増えない!?
それに対して、姿勢良く過ごすと30分で27kcal多くエネルギーを消費することができるという研究があります(活動代謝・内臓代謝のアップにより)。
これはあくまでも30分なので、3時間姿勢良く過ごせば162kcal多く消費できます。
筋肉を10kg増やせば1日で130kcal多く消費できるようになりますが、それでも3時間姿勢良く過ごした方が消費カロリーは多いですし、筋肉を10kg増やすまでの時間や労力を考えると姿勢を整える方がはるかに簡単だと思います。
逆を言えば、姿勢が悪いということは消費できるはずだったエネルギーを溜め込んでしまっているということになります。
どのような姿勢だと痩せにくいのか。
もっと詳しく言うと、
例えば猫背の姿勢だったとすると、「胸やお腹の筋肉は緩んでしまって上手く働けずエネルギーを消費しない」「背中の筋肉はピーンと張ってしまって上手く働けずエネルギーを消費しない」という状態になります。
また、この状態だと歩いてても腕を振れないため歩幅が狭くなり、それによって筋肉を使わなくて済むため消費エネルギーが上がらないということになります。
さらに、猫背で上半身の筋肉をうまく使えないと脚の筋肉にばかり負担がくるため「下半身太り」に繋がってしまうのです。
この時、脚の筋肉が上半身の分のエネルギーを消費しているかもしれません。
しかし、歩いてる時はそうかもしれませんが座って作業してる時、座ってる時の呼吸で消費されるエネルギーなどを考えるとやはり消費エネルギーは減ってしまいます。
これは反り腰の場合も同じで、お腹の筋肉が張ってしまう・腰の筋肉が緩んでしまうことで消費エネルギーが上がらなくなりまうす。
他にも「肩周りが硬い」「頭が前に突き出る姿勢」など姿勢が悪いと言うことはどこかの筋肉が働かなくなってしまっているため消費エネルギーが落ちてしまうということになります。
そして、猫背だとお腹の筋肉が緩み適度な圧を内臓に加えられないため内臓が下がってきて機能が低下する、反り腰だとお腹に圧がかかり過ぎてしまい内臓が上手く動けないことで機能が低下してしまうということになってしまいます。
これらにより、「活動代謝」「内臓代謝」が低下してしまうため、痩せにくいということになります。
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痩せる姿勢とはどのような姿勢なのか。
ではどのような姿勢が最も痩せやすいのかということですが、ここまで読んで頂ければ分かった通り、「まっすぐの姿勢」が最も痩せやすいということになります。
もっと言うと、「全身の筋肉をちゃんと使える姿勢」ということになります。
姿勢がまっすぐになればお腹の筋肉・腰や背中の筋肉が適度に働くことでエネルギーを消費してくれるようになります。
さらに腕も振りやすくなり歩幅が広がり、消費エネルギーが高まる。 内臓も正常な位置でしっかり働けるため、エネルギーを消費しやすくなる。
ということにつながります。
そして、どこか一部の筋肉に負担がかかりすぎることも無いので、下半身太りが解消されたり、肩こり・腰痛の改善にもつながります。
また、全身の筋肉をうまく使えるということは身体のメリハリも出てきます。
猫背だと骨盤も後ろに倒れてお尻が垂れますが、それが改善されヒップアップにつながりますし、上半身の姿勢が綺麗になると呼吸も深くなり、たるんだお腹が引き締まることで綺麗なくびれを手に入れることもできます。
それだけでなく、二の腕も自然と引き締まってきますし、猫背で頭が前に出ていた姿勢が改善され綺麗な首筋・デコルテをつくることにもつながります。
先ほどお伝えした下半身太りが改善されることも含めると、全身の引き締め・メリハリのある身体を作るということにつながります。
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では「意識的に胸を張ったりなどいい姿勢をとればいい」ということでもありません。
「胸を張りなさい」と良く言われますが、意識的に姿勢を良くしようとすると背中の筋肉に負担がかかり過ぎてしまうため、結局他の筋肉が働けなくなってりして消費エネルギーが高まりません。
例えば、胸やお腹の筋肉が硬くなって猫背のような姿勢になっていた時に頑張って姿勢を伸ばそうとしても、固まっている胸やお腹の筋肉を無理やり引き伸ばさないといけないため背中の筋肉が頑張り過ぎてしまうということです。
つまり、一部の筋肉に負担をかけることなく、意識的ではなく無意識に良い姿勢を取れるようにすることが大事ということになります。
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どのようにして痩せる姿勢をつくるのか。
では、どのようにして無意識的に良い姿勢を取れるようにすれば良いかというと、姿勢が悪くなっている原因を1つずつ解消していく必要があります。
猫背の場合であれば、胸やお腹の筋肉が固まってしまっている・もしくは背中の筋肉が弱くなっている・その両方が起こっている。
ということが考えられます。
その場合は、胸・お腹の筋肉を伸ばすようなストレッチ・背中の筋肉を鍛えるトレーニングが必要になってきます。
反り腰の場合だと、腰の筋肉が硬くなっている・お腹の筋肉が弱くなっている・その両方が起こっているということが考えられるため、腰を伸ばすストレッチ・お腹を鍛えるトレーニングを行うことで改善させることができます。
肩周りが硬くなっていたり、頭が前に出ているような姿勢の場合は、肩甲骨のストレッチや顎を引くトレーニングなどが必要になってきます。
このように、硬くなっている部分・弱くなっている部分に対してストレッチやトレーニングを行うことで、無意識のうちにまっすぐの姿勢を取れるようになり、内臓代謝・活動代謝が上がり痩せる姿勢をつくることができるようになります。
具体的なトレーニング方法は、店舗での体験レッスン・オンラインでの体験レッスンを行なっていますので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
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今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
熊本のパーソナルジムpas à pas パザパ代表の平野でした。