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ただ食事量を減らせばいいわけではない!?1日1食でも痩せない理由。〜パーソナルジムが教えるダイエットの真実〜
ダイエットといえば食事制限!そして減らせば減らすほど痩せる!と思う方も多くいるかと思います。
しかし実はそれ大きな間違いで、減らせば減らすほど痩せにくく、逆に太りやすくなってしまうんです。
こんにちは!
熊本でダイエット・ボディメイク指導を行なっているパーソナルジムpas à pas パザパ代表の平野です。
ダイエットの食事についてはいろんな情報があり、どれが正解でどれが自分に合っているのか見極めるのが非常に困難な時代になっています。
これを食べれば痩せる・これだけすればOK!のように魔法のような謳い文句もあれば、イメージだけで食事量・カロリーをとにかく減らせば痩せると思っている方も多くいます。
そこで今日は、ダイエットの食事において100人中100人が最低限やらなければいけない食事についてお伝えしていきます。
今日の内容をしっかり理解し、実践した上で痩せやすい食べ物や自分の体調に合わせた食事方法を取り入れていくとダイエットを成功させることができます。
具体的な内容として、初めに「カロリー・糖質の減らしすぎは痩せない」ということについてお伝えしていきます。
その上で、「ダイエットで最低限必要な食事」についてお伝えしていきます。
繰り返しになりますが、今日の内容を実践した上で、痩せやすいと言われている食材を取り入れたり、自分の体調に合わせた栄養素を取り入れるようにしましょう!
そうすることで、健康的で無理なく痩せることができます。
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カロリー・糖質の減らしすぎは痩せない
ダイエットと言えば食事量をとにかく減らすイメージがあると思いますが、それは間違いで、減らしすぎると痩せにくくなったり痩せたとしても不健康・リバウンドを引き起こします。
なぜかと言うと、人には「基礎代謝量」と言うものがあります。
基礎代謝量とは、人が1日寝ていても消費するエネルギーのことです。
人が1日寝ていてもエネルギーを消費するものには
・呼吸(肺や横隔膜を動かす)
・心臓やその他の内臓を動かす
・脳や筋肉に血液を送る
・筋肉を維持する
・ホルモンをつくる
などがあります。
これらは要するに生命維持に必要なものであり、生命維持をするだけでもエネルギーが必要ということです。
この生命維持に必要なエネルギーはおおよそ1200kcalと言われています。
では、食事量を極端に減らし摂取するエネルギーが1200kcalを下回るとどうなるでしょうか?
そう、生命維持をできなくなってしまいます。
では、そうなると人はすぐに死ぬかというとそうではありません。
蓄えている脂肪を分解してエネルギーにします。
これだけであればダイエットには非常に効果的なのですが、それと同時に
・筋肉を分解してエネルギーを作る。
・内臓や脳の働きを抑制して消費するエネルギーを減らす。
・ホルモンをつくる量を減らして消費するエネルギーを減らす。
・酸素を送る量を減らして消費するエネルギーを減らす。
これらのことが起こります。
そうすると症状として、倦怠感や脱力感、頭痛や吐き気、慢性的な疲労、イライラなど様々な症状が引き起こされます。
もちろん顔色も悪くなるのでやつれた見た目になり、痩せたとしても綺麗とは程遠い状態です。
こんな状態では命の危険があるので、強い空腹感を感じさせるように脳が働き、とにかく何か食べさせようとします。
無人島ならまだしも、皆さんが生活している環境ではすぐに食べ物が手に入りますので、空腹に打ち勝つことができず、無我夢中で食に走ってしまいます。
そうすると一時的に減った体重も元に戻りますし、それどころか以前より食事量が増え、前の体重より増えてしまうということに繋がります。
これは何も極端に言ったわけではなく、
・1日1食
・1日3食でも基礎代謝量を下回る食事
これらを行うことで現れる症状です。
食事量を極端に減らせば確かに一時的には痩せますが、それを長続きさせることは人の構造上ほぼ不可能です。
できたとしても不健康で綺麗からはかけ離れます。
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ダイエットで最低限必要な食事
これらを踏まえて、ダイエットで最低限必要な食事は「基礎代謝量を上回る食事量」を摂ることです。
また、栄養のバランスを考えて食べるということです。
お米だけで1200kcal、肉だけで1200kcal食べるのではなく、お米・肉や魚・野菜を食べながら1200kcal以上食べるということです。
栄養バランスを考えるのが難しいと思う方も多いですが、何も細かく計算して食べなければいけないということではありません。
この食材にはビタミンB6が足りないから、別の食材で補わないといけないなど、そんな難しいことは必要ありません。
「お米・肉や魚・野菜」 このくくりで、ある程度好きなものを食べながら腹八分を目安に食べてみて下さい。
そうすると結果的に糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルなど案外バランスよく食べることができます。
その上で、貧血気味の人は鉄分(レバーやほうれん草)を意識して摂ってみたり、便秘気味の人であれば腸内環境を整える食べ物(発酵食品や食物繊維の多いもの)を食べたりするとOKです。
ヨーグルトはダイエットに良い・実際にヨーグルトを食べるようになってから痩せたとい情報があった場合、これはあくまでも腸内環境が悪い人がヨーグルトを食べたことで便通が良くなり、便の重さ分体重が減ったというだけであり、もともと腸内環境が良く便通も良い人がヨーグルトを食べ始めたからと言って痩せるわけではありません。
便は水分を多く含みますので、便秘がひどい人の場合それだけで2〜3kg体重が落ちたりします。
なので、ダイエットに良い食べ物の情報があった際には、バランスの良い食事を行なった上で、自分の症状(貧血気味・便秘気味など)に合わせて、その食べ物が自分に必要なのかどうかで取り入れる・取り入れないを判断するようにしましょう!
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1日に何回も体重を測る方へ!デメリットしかないからすぐ辞めて欲しい。〜ダイエット中の体重と正しく向き合うコツ〜
私の好きな言葉に「何とかなる」という言葉があります。
これだけ聞くと、努力しなくて良いと思いがちですが、私の捉え方としては 「正しい努力を続けた結果、何とかなる」ということだと思っています。
ダイエットも同じで、最低限の正しい食事を行なった結果、ダイエットに良いと言われる食品を食べて痩せるスピードが加速するということです。
「〇〇だけで痩せる」ということはまずありません。
そんなものがあればこの世にダイエットで悩む人はいなくなります。
しかし、これだけ科学が進歩してもダイエットに悩む人があとを立たないということは、そんなもの存在しないということです。
健康体になれば人は自然と痩せていきます。
今、太っているということは何かしらの不健康・生活の乱れが積み重なっているということです。
その状態で糖質制限やカロリー制限など、余計に栄養を乱したりしても痩せることはありませんよね。
ダイエットの基本は「整える」です。
ぜひ意識して実践してみて下さい。
全力で応援しています!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
熊本のパーソナルジムpas à pasパザパ代表の平野でした。