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有酸素運動は脂肪が燃えにくくなる!?
こんにちは!
熊本でダイエットを専門で行っています、パーソナルジム pas à pas パザパ代表の平野です。
今日はダイエットに効果的とされている有酸素運動について!
多くの方がダイエットと言えば、ウォーキングやジョギングと思っているかと思いますが、実はこれ気をつけないとダイエットしている自分を苦しめるだけになってしまいます。
脂肪を燃焼させる・痩せるためには何が必要なのか!?
ここをしっかりお伝えしていきます。
ダイエットにおける有酸素運動の真実
結論から言うと、有酸素運動は脂肪を燃焼させることはできるが、長く続けると脂肪を燃焼しにくい体になってしまいます。
どういうことかと言うと、UCP(脱共役タンパク質)という遺伝子があり、これは脂肪を燃焼してくれる遺伝子なのですが、有酸素運動を行うとこの遺伝子が減少してしまうのです。
UCP(脱共役タンパク質)には1〜3があり、それぞれどこに含まれているかというと、
UCP1・・・褐色脂肪細胞・・・増やせない
UCP2・・・白色脂肪細胞・・・増やせない
UCP3・・・骨格筋(速筋)・・・筋トレで増やせる
さらに有酸素運動を続けると、運動中にカロリーを消費してしまうから、運動していないとき(安静時)は省エネモードにしようと体が勝手に判断してしまいます。
しかし、脂肪を燃焼する比率は安静時が一番高いのです。
脂肪 | 糖質 | |
安静時 | 90% | 10% |
有酸素運動 | 40% | 60% |
無酸素運動(筋トレ) | 0% | 100% |
もちろん1時間あたりの消費カロリーは運動している方が高いのですが、消費カロリーの内訳が脂肪なのか糖質なのかで大きく違い、ダイエットで一番減って欲しいのは脂肪なので、安静にしている方が良いんです。
しかし有酸素運動を続けてしまうと、この安静時の脂肪燃焼を少なくするというのが省エネモードになってしまうということです。
また、この表を見ると筋トレは脂肪を燃焼しないじゃないからしなくて良いと思うかもしれませんが、先ほどの
UCP(脱共役タンパク質)3・・・骨格筋(速筋)・・・筋トレで増やせる
これを思い出すと筋トレで増やした方が安静時の脂肪はさらに燃えやすくなりますということです。
さらにさらに、有酸素運動のデメリットをお伝えすると、脂肪は運動後20分で分解+20分で燃焼となりますが(脂肪は固まっている状態から分解された後、燃焼されなければまた元のように固まってしまいます)、
1回30分以上、1週間で合計90分以上のトレーニングを行うと、コルチゾールというホルモンが分泌して筋肉を分解してしまいます。
まとめると、1回のトレーニングは30分以内・1週間の合計トレーニングは90分以内、トレーニング内容は有酸素運動ではなく筋トレにして、その他では安静にしておく。
これが最もダイエットで脂肪燃焼効率を高める方法となります。
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いかがでしたでしょうか?
有酸素運動を信じて続けている方には辛い内容になってしまったかもしれませんが、体の仕組みをしっかり考慮した上でダイエットは行なっていく必要があります。
パーソナルジムpas à pas パザパのトレーナーは体のことを知り尽くしていますので、疑問・質問は何でもお聞きください!
ダイエット頑張っていきましょう!
熊本のパーソナルジムpas à pas パザパ代表の平野でした。