
主婦でもできるモデルの脚やせ。脚やせをしたいなら脚のトレーニングはNG!
こんにちは! 熊本で主婦・一般の方でもできるモデルボディメイク・ダイエットが受けられるパーソナルジムpas à pas パザパ代表の平野です。 「脚痩せをしよう」と思ったら皆さん何をされますか? スクワット?ウォーキング?ストレッチ? いろんな方法がありますが、実はこれらで「脚やせ」に成功している人はほとんどいません。 むしろ「前より脚が太くなった」という経験をした方が少なくありません。 でもモデルさんはスクワットやウォーキング、ストレッチをいつもやってるイメージだし実際に脚細いですよね。 実はここに大きな間違いがあります。 モデルさんはスクワットやウォーキング、ストレッチで脚が細くなっているのではなく、別の方法で脚が細くなっていて、その他の運動としてスクワットやウォーキング、ストレッチを行なっているだけなんです。 じゃあモデルさんが脚を細くしている方法とは何? ということで、今日は 「主婦・一般の方でもできるモデルの脚やせ方法」についてお伝えしていきます。 具体的な内容として、まず「脚が太くなる原因と種類」「脚やせでやってはいけないトレーニング」についてお伝えします。 その上で、「主婦・一般の方でもできるモデルの脚やせ方法」についてお伝えします。 この内容を読むことによって、周りから大根脚なんて呼ばせないスラッとした美脚を手に入れることができます。 それにより、スキニーパンツやスカートを綺麗に履きこなすことができ、身長を高く見せることもできてきますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。 【関連記事】 ウエストのくびれは骨格で変わる!?くびれやすい骨格と、くびれにくい骨格。 脚が太くなる原因と種類 ではまず初めに、なぜ脚は太くなると思いますか? ・脂肪がついてるから ・筋肉がつきすぎてるから このような理由を皆さんは想像しますよね。 ではなぜ、 ・脂肪がつくのか? ・筋肉がつきすぎるのか? ということを考えたことがありますか? 食べ過ぎ? 運動不足? いえいえ、全く違う理由があるんです。 「そんな難しいこと考えたことないよ」という声が聞こえてきそうですが、実はここを理解すると脚やせは簡単にできますので、まずはそこから説明していきますね。 【骨盤の傾きによって脚が太くなっていた】 前回のブログでも書きましたが、人の骨盤は正常の場合やや前傾しています。 しかし、普段の姿勢や歩き方などによりこの骨盤が過度に前傾したり、逆に後傾したりします。 そして、骨盤が過度に前傾するか・後傾するかによってそれぞれの部位で脂肪がついて太くなるか・筋肉がついて太くなるかが変わってきます。 例えば、骨盤が過度に前傾している場合、 前もも・ふくらはぎが筋肉で太くなりやすくなります。 なぜかというと、骨盤が過度に前傾すると重心が前に移動します。 するとバランスが崩れやすくなるため、バランスを崩さないようにつま先で踏ん張ろうとします。 このつま先で踏ん張る時に前ももとふくらはぎの筋肉が強く働きます。 これが日常的に起こると常に前ももとふくらはぎの筋肉が活発に働いているので、筋肉がついて太くなってしまうということです。 試しに気をつけをした姿勢で、つま先で踏ん張ってみて下さい。 前ももとふくらはぎにグッと力が入るのがわかると思います。 これが日常的に起こっているということです。 ちなみに、骨盤が過度に前傾している人はお腹全体・お尻に脂肪がつきやすくなります。 ここに関してはまた別の機会にお伝えします。 次に、骨盤が後傾している場合、 膝上が脂肪と筋肉で太くなり、外ももと足首が筋肉で太くなりやすくなります。 これはなぜかと言うと、骨盤が後傾すると膝が軽く曲がってしまいます。 すると膝が曲がらないように前ももの筋肉が強く働きます。 特に膝上の筋肉は膝を軽く曲げた状態から伸ばす際に強く働くため、前ももの中でも膝上が特に筋肉がつきやすくなります。 また、常に膝が曲がって膝の曲げ伸ばしが起こらなと「脂肪は動きの少ない・硬い部分につく」と言う性質があるため、膝上に脂肪もつきやすくなります。 さらに、骨盤が後傾すると膝が外に軽く開きます。 すると、外ももの筋肉に体重がかかってしまいます。 そのた体重を受け止めようと外ももの筋肉が頑張るため太くなってしまうと言うことにつながります。 足首に関しては、骨盤が後傾すると重心が後ろに行きます。 するとバランスを崩しやすくなるため、この時はスネの筋肉を使ってバランスを崩さないようにします。 試しにまっすぐ立った状態で重心を後ろに移動させてみて下さい。 つま先が浮いてくると思います。 このつま先を浮かせるのがスネの筋肉で、スネの筋肉は足首に付いています。 また、骨盤が後傾すると膝が軽く曲がると言うことを話しましたね。この時、ふくらはぎの筋肉も一緒に働いて膝を伸ばそうとします。 ふくらはぎの筋肉は爪先立ちになるときに最も働くのですが、爪先立ちになると膝は伸びやすくなりますよね。 このようにふくらはぎの筋肉は膝を伸ばす手助けもしており、骨盤が後傾していると日常的にふくらはぎの筋肉を使い太くなると言うことが起こります。 ここまで少し難しい話をしましたが、要は骨盤が前傾したり後継したりすることで重心の位置がズレ、そのズレを戻そうとする時に各部位の筋肉が強く働いて太くなったり、動きが少なくなって脂肪がついたりしますよと言うことです。 【関連記事】 骨盤タイプ別、太くなりやすい部位 脚やせでやってはいけないトレーニング ここまで骨盤の過度な前傾や後傾によって脚が太くなる理由をお伝えしました。 ではそんな人が脚やせをしようとした時、絶対にやってはいけないトレーニングがあります。 それは、脚のトレーニング全般です。 そう、脚やせをしようと思ったら脚のトレーニングをしてはいけないのです。 これはどういうことかと言うと、ただでさえ普段から脚の筋肉を使いすぎて太くなっているのに、そのままトレーニングをすればさらに太くなってしまうということです。 例えば、骨盤が過度に前傾している人がスクワットをすれば、普段から前ももの筋肉を使っているのに、スクワットでさらに前ももの筋肉を使って太くなります。 逆に骨盤が後継している人がスクワットをすれば、外ももや足首の筋肉をさらに太くしてしまいます。 いやいや、スクワットのフォームによってはそれぞれ鍛えられる部位を変えられるからと言う声もあるかもしれませんが、人の体は普段から使っている筋肉が使いやすいため、フォームをどんなにコントロールしても結局はいつも使ってる部位の筋肉を使って太くなってしまいます。 また、脚のトレーニング全般に言えますが、前ももだけ・もも裏だけ使うと言うのは人の体の構造上不可能です。 前ももに比べて、もも裏の方を使っていると言うのはありますが、その時前ももも多少なりとも使っています。 これはウォーキングなんかでも同じことが言えます。 こういった理由で脚やせをしようと思った時に脚のトレーニングをしてはいけないのです。 【関連記事】 部分痩せする方法。 主婦・一般の方でもできるモデルの脚やせ方法 ではいよいよ本題です。 じゃあ脚やせって何をすればいいの? モデルさんだって脚のトレーニングしてるよね! そう、綺麗な脚をつくるには脚のトレーニングも必要なんですが、その前にやらないといけないことがあります。 これがモデルさんがやっている脚やせです。 ではそれは何かと言うと、骨盤の傾きを正常な位置に戻すということです。 骨盤を正常な位置に戻せば、負担のかかっていた筋肉を使わなくなるため細くなります。 また、柔軟性も出てくるので脂肪が落ちていきます。 その上で、脚の形をさらに綺麗にするために脚のトレーニングが必要になってくるという順番です。 なので、脚のトレーニングをする前の骨盤の傾きを正常に戻して脚を細くするという部分をお伝えしていきます。 【前傾タイプ・後傾タイプを見分ける】 まずは自分が骨盤が過度に前傾しているか、後傾しているかを見極める必要があります。 その方法としては、立った状態で前屈をし、腰がまっすぐであれば「前傾タイプ」・丸まっていれば「後傾タイプ」です。 【前傾・後傾タイプ共通のストレッチ】 骨盤を動かすにはまず股関節の柔軟性が必要になるため、前傾タイプであっても後傾タイプ出会っても、まずはこのストレッチを行います。 脚を肩幅より少し広くして立ち、そのまましゃがんでいきます。 その時、膝が内側に入らないように肘で膝を外に押しましょう。 また、上半身は前に倒れないように顔をあげ上半身を起こします。 しゃがんでしまったら、そこで3回深呼吸をし、そのまま目上に立っていきます。 これを3セット行いましょう。 その後、それぞれのタイプに合わせたストレッチやトレーニングを行なっていきます。 【前傾タイプの人】 ①お腹のインナーマッスルを鍛える。 前傾タイプの人は腰が反ってお腹が引き伸ばされている状態にあるので、まずはお腹の筋肉(特にインナーマッスル)を鍛えます。 このように仰向けで膝を立てた状態で寝転がり、脚の上げ下げを行います。 この時、脚をお腹側に持ってくる時に息を吐き・戻す時に息を吸います。 これを10回〜15回×2セット行います。 ②椅子からの立ち座り これは骨盤を前傾させたり後傾させたりすることで、固まった骨盤を動かしやすくするトレーニングになります。 まず椅子に座り、腰・背中を丸めます。 その状態から手の反動を使って立ち、姿勢をまっすぐします。 座るときも手をつきながら座ります。 この手を使うことで脚の力を極力使わずに骨盤を動きやすくすることができます。 これを10〜15回×2セット行います。 ③ブリッジ+手の曲げ伸ばし このトレーニングを行うことで、過度に前傾した骨盤を正常の位置に定着させやすくなります。 仰向けで膝を立て、肩幅より少し広いくらいに脚幅を広げます。 その状態でお尻を持ち上げたまま、腕の曲げ伸ばしを行います。 お尻は上げすぎないように軽くで大丈夫です。 腕を曲げる時に息を吸い・伸ばす時に吐きます。 これを10〜15回×2〜3セット行います。 【後傾タイプの人】 ①股関節全面・腹部前面のストレッチ 後傾タイプの人は、股関節全面・腹部前面が縮んでしまっているので、まずはそこを伸ばすストレッチから行います。 脚を前後に開き後ろ脚の前ももがストレッチされていることを確認してください。 その時、バランスを保てる人は頭の後ろで手を組みます。 これを深呼吸5回したら前後の脚を入れ替え、また5回深呼吸を行います。 これを左右それぞれ2セット行います。 ②椅子からの立ち座り これは骨盤を前傾させたり後傾させたりすることで、固まった骨盤を動かしやすくするトレーニングになります。 まず椅子に座り、腰・背中を丸めます。 その状態から手の反動を使って立ち、姿勢をまっすぐします。 座るときも手をつきながら座ります。 この手を使うことで脚の力を極力使わずに骨盤を動きやすくすることができます。 ③背筋・お尻のトレーニング これを行うことで後傾した骨盤を正常な位置に定着させやすくなります。 脚を肩幅より狭くして立ち、両ひじを掴み前に上半身を倒していきます。 この時背中が丸まらないようにまっすぐに伸ばします。 また、お尻が後ろに突き出ないようにつま先重心で行うようにしましょう! 上半身を前に倒す時に息を吐き、戻す時に息を吸います。 これを10〜15回×2セット行います。 以上になります。 【関連記事】 モデルに必要な身体の機能3つ!誰でも応用可能! いかがだったでしょうか? 脚やせといえば脚のトレーニングをやりがちですが、その前に実は骨盤の傾きを戻すことが非常に重要で、それを行うかどうかであなたの脚やせが成功するかどうかが決まります。 知識としては少し難しい部分はありますが、トレーニング自体はシンプルで、主婦の方・一般の方でもすぐに取り入れることができます。 是非行なってみてください。 今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 熊本のパーソナルジムpas à pas パザパ代表の平野でした。 パザパのホームはこちら ブログ一覧へ戻る